2011年12月7日水曜日

インターナショナル家庭の子供の言葉

  愛子ちゃんが最近、言葉を話し始めてます。まだ1歳と7ヶ月なので、単語がポツポツと出てくるだけですが、色んな言語がでてきます。

おしっこ       ウィーヒー (タガログ語 正しくはイーヒ)
うんこ        オーオ   (フィリピン人は子供のうんちをオーオと言います)
月          ムーンムーン (英語)
物を落としたとき  あーあ   (これ日本語です)
テレビ        ビ     (英語でも日本語でもありますな)
車          ブーブー (これは明らかに日本語、笑)
(服を)脱ぐ     イーッシ (何語か不明)

要するに、タガログ語と英語と日本語が、少しずつ出てきます。日本語は、ろくな言葉がありませんが(笑)。我が家が、3言語が飛び交う環境ですから仕方ありません

急に真面目になりますが、愛子ちゃんのために、インターナショナルな環境で育つ子供の、言語発達については調べました。言語学者の話や、経験者談なんかを読みました。その中から得た結論は、

『両親は、しっかりと自分の母国語で、子供と話してやる』

ということです。ですから、嫁さんはタガログ語で、私は日本語で、愛子と話します。 いけないのは、親自身がチャンポンで話すことらしいです。 子供の混乱をまねくからです。私たち夫婦が話すときは、典型的チャンポンになります。3言語チャンポンです。一つのことを表現するのに、お互いが理解しやすい言語を選びながら話すクセがついてます。 この調子で愛子に話しかけるのが、最もいけないことらしいです。

言い方をかえると、嫁も私も、下手な英語を愛子に聞かせる資格はないということです。 
私は、幼稚園レベルのタガログ語を愛子に聞かせる資格はありません。
嫁さんは、変な日本語を愛子に聞かせる資格は無いのです。

自分が子供に聞かせる資格ありと思える言語、母国語で、きちんと子供に接してやることが大切なのだそうです。これで、私と嫁さんも、気が楽になりました。気を使わなくて、自分の言葉で話せばいいのですから。 

愛子ちゃんの言語学習は、次のようになってます。

タガログ語はママから、日本語はパパから、英語はテレビのディズニーから。
それぞれ、正しい言語のはずです。 ディズニーは正しい英語でしょう。 私の日本語は正しいかな? 嫁さんのタガログ語は正しい?多分(笑)

これで、子供は混乱しないそうです。パパと話すときはこの言葉、ママはこっちの言葉、と整理して使い分けるそうです。 子供って凄いですね。

ここまで書いてきて、思った。
我が家に正しい日本語は、ありまへん。 正しい関西弁は、ありまっせ!

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