2011年12月15日木曜日

捨てる日本人 拾うフィリピン人

  今、私の部屋にあるテレビ14インチブラウン管。 日本のマンションでは46インチのアクオスを持っていた。 フィリピンでもHD大型薄型テレビは全盛を迎えようとしたいます。 大分安くなりました。 その一方で、健在なのがブラウン管テレビ。 全然、現役です。

 今、日本は地デジになってるんですよね。 古いアナログブラウン管テレビは使えないのでしょう。国全体で、一体どれくらいの数のテレビが捨てられたのでしょうね。 国策として、こんなことは正しかったのでしょうか。 やたらと高画質テレビにこだわる人はいいけど、別にどうでもいい人には迷惑な話しですな。 

  正確な場所は忘れましたが、マニラに北の港の近くに、中古テレビ屋が無数に売られている一体がある。 船から降ろして、その場で売っているような所です。 去年、そこで小型テレビを一つ900ペソで買った。 その一体、おびただしい数のテレビが日本からやって来て、売られていた。 全てブラウン管のテレビ。 ゴミでは無い。 まだまだ使える。 全然大丈夫の商品。 国全体で捨てまくったのですね、日本人。 それも、捨てたくない人まで捨てたでしょ、日本人。 何が地デジだ。 テレビごとき、どうでもいい。

  フィリピンの人は、なかなか物を捨てません。大事にするというのとは違います。フィリピン人は物を大事にする方法をしりません。でも、捨てずに長く使います。 それは、経済的理由からでしょうが、捨てまくる日本人よりは、いいと思いますよ。 何とか修理して使おうとします。 全然問題ないテレビを捨てたりしません!

  テレビを捨てまくる日本人、そのテレビを拾いまくるフィリピン人。

 我が家では、

  食べ物を捨てまくる日本人、 それを、もったいないと言って食べるフィリピン人

 ちょっと口に合わないと言っては、食わない親父が、食べ物を残しまくります。 私はそれを捨てようとするのですが、スタッフのおばちゃんが許しません。 暖めなおして、食べます。 

 それをバカにすることが出来ますか? 日本人。

日本でおそらく数十万キロ走って、フィリピンにやって来て、もう一度、数十万キロ走るトラック。 ◎◎県○○市 ××運送(株)。 表示もそのままです。 思わず、頑張って走れよ、、と思ってしまいます。

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