2012年1月21日土曜日

フィリピン 色々舞い込む商売話し

  
  今日は滅茶苦茶暑かった。到底1月とは思えない陽気。それでもカラッとしていたので、日が沈んでからは、凄く涼しくなってます。

  ここ数日、立て続けに商売の話しが持ち込まれてきました。 まあ、フィリピンでは常にそうなのですが、こんな商売どう? なんて感じのお誘い・ご提案が、よく舞い込みます。


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  日本で商売していた頃の私は、行け行けどんどんタイプ。

  『石橋は、とりあえず渡ってみよう!』

  という感じだったのですが、

  フィリピンでは、

  『石橋を叩いても、まだ渡りません』(笑)。


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フィリピン人相手の生活も長いので、もう慣れたものです。ニヤニヤしながら相手の話を聞く余裕です(笑)。まあ、大概何も考えずにしゃべってますから相手は。聞き流すに限ります。ろくな話しは無いと思ったほうが良いです、というか、ろくな話しありません。

しかしながら、

今まで色々やって来たことは、ことごとく失敗だったのですが、それは私が日本にいた時のこと。私がここに居て、現場に入り実際に見て、金の出入りは自分が完全に管理し、重要な決定事項は全て自分で下す。そうしたら、極々小さなお店ですが、順調に利益を生み出してます。




ここフィリピンでは、

任せる = 失敗

です。これはもう確実にそうです。



色々の商売話しは全部聞きます。ちゃんと聞きます。
そして、リサーチして自分で判断します。
自分の判断と、自ら現場を見届けること、金は絶対に自分が握ること。


生業レベルであるから、尚更、この原則は重要です。


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例えばサリサリストアのことを、駄目な商売の代表格みたいに言う人がいますが、それは、任せるからです。サリサリストアは堅実な商売の王様だと思いますよ。利幅が大きいかどうかは別にして、最も失敗しにくい商売だと思います。人に任せなければ

売上と粗利の違いが分ってない人。
前期在庫+仕入れー販売=現在庫。この意味が分からない人。
おつりの計算が出来ない人。
在庫を食う奴(大笑)。

そんな人だらけですから。

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