2012年1月9日月曜日
フィリピン 介護生活を考える① 必要条件
日本で完全に行き詰まった老老介護生活。 それが、ここフィリピンという異国の地に来て、2年間やってこれたのは、やはり我が家特有の環境があったからです。 それが無ければ、全く出来ない話しです。 もっとも、その条件を満たせる人は、極めて少ないと思いますが。
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《介護生活の場をフィリピンに移せた理由》
①私がいること
当たり前ですが、私という息子の存在が無ければ、フィリピンで介護生活をするなんてウルトラCは決して出来なかったと思います。では、『私』が持っていた出来る条件とは何か。
『私』の条件
◎ある程度、フィリピンという国柄、フィリピン人という人柄を理解していたこと
◎英語、タガログ語でフィリピン人と意思疎通が出来ること(生活レベル)
◎嫁さんがフィリピン人であること
◎日本料理が出来ること
◎親の面倒を見ようという覚悟があること
40数回の旅行を重ねたフィリピン。当然住んでみるまで、分らなかったことはありますが、両親を連れてフィリピンで生活するというイメージは明確に持つことができた。言い換えると、出来るという自信をもてるくらい、フィリピンのことが分っていました。
②フィリピン人の嫁さんがいること
『嫁さんの条件』
◎日本滞在の経験があり、日本人の生活様式をある程度理解していたこと
◎片言ではあるが日本語が出来ること
◎親の介護生活に同意してくれたこと
◎家の中を仕切れる能力の持ち主であること
◎フィリピンにおける社会常識のあること
うちの嫁さんもタレントあがりには違いないですが、自分で言うのもなんですが、これなら大丈夫と思えるだけの、能力の持ち主です。 何の能力かというのは、表現が難しいのですが、、、、まあ、パッパラパーの姉ちゃんではダメだということです。私の過去のフィリピン人彼女たちを思い出しても、適格者は1人もいません(笑)。本当に自分の国のことを、何にも知らないババエ多いですから(笑)。
③定期的収入のあること
両親には『年金』があります。低額年金者といってもいいくらいの額ですが、2人合わせて、場所がフィリピンなら何とかなる金額です。年金じゃなくてもいいですが、とにかくフィリピンで稼がなくても何とかなる収入のあることです。ここで稼ぐのは至難の業。私はその至難の業を成し遂げようと思ってますが。
④日本の協力者と連絡先があること
我が家の場合は、私の姉が日本サイドの面倒を見てくれています。何せ見切り発車したフィリピン介護生活。両親の家も、そのままでほったらかしにして来ましたから。
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フィリピンを理解している日本人(私)、日本人を知っているフィリピン人(嫁さん)が、いる事が絶対条件だと思います。語学の能力も必須です。
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