2011年11月2日水曜日

フィリピン 孤児

  
  先日、子供がたくさん遊びに来たという記事を書きましたが、このうちの1人の男子、4歳になるらしいですが、拾われた子です。 保護者は、、まあ、、私の嫁さんの親族としておきましょう。 生れ落ちた瞬間に捨てられようとしていた子供を、慈悲の心で、もらいうけたらしいです。

  それも、薬物使用の乱交パーティで出来た子らしく、母親は全く育てる気なし。 どんな環境だったのかは知りませんが、家で出産して、捨てようとしたのでしょう。 そして、嫁さんの親族のおばさんは、その悪い母親知り合いで、あまりに可愛そうなので、もらってきて、自分の子として育ててきたのです。今、4歳になるそのボーズは、当然そんなこと知りませんし、子供に罪は無い。

  その出来事は、私が今の嫁と付き合い始めた直後なので、ボーズが赤ちゃんの時から知っているわけです。 私は、一貫して言い続けて来ました。 もらいうけて育てることは、かえって子供を不幸にするから、しかるべき施設に預けなさいと。 子供が物心ついたら、余計に可愛そうになると。

  というのも、今の保護者のおばさん、自分が食うや食わずやの生活なわけです。 結局、出生届けすら出してません。 もうすぐ学校に行かなければならないのに、どうするのでしょうか。

  で、今までに、何回か、節目節目で、私に援助依頼が来るわけです。 出生届けの費用、誕生部、洗礼式の費用、医療費 等々。 私は、一貫して拒否し続けてきました。 今後もそうです。最近は、さすがにあきらめたのか、何も言ってきませんが。

  可愛そうな孤児をもらいうける、、そのこと自体は、何も悪いとは思いません。 逆に、私などは、同情の心はあっても、自分が貰い受けることなど考えられません。 それに比べて、フィリピンの人の、慈悲の心は大きいと思います。 ただ、後先を考えない慈悲の心ですが。

  この子供の場合、とんでもなく悪い奴ですが、実の母親が分っているわけです。 そして、ある人から、この子供の事を聞いた実の母親は、引き取ってもいいと言っているらしいのです。 でも、拾ってきたおばさん(今の保護者)は、情がうつっているせいか、手放そうとしません。

  何も知らず、家の中を走り回っているボーズを見ていると、本当にこのままでいいのだろうかという気が強くなります。 

まあ、私には関係ありませんがね

何か問題が起きて、例のフィリピン人の逆切れが起こって、
私が恨まれたり、こちらに火の粉が来ないことを願ってます。

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