昨日もそうですが、フィリピンの商売関係の話しをするとアクセスがグッと増えますね。 まあ、私がする話しは、生業レベルのスモールビジネスですが。 でも、関心が高いようなので、参考までにもう一つ。
フィリピン庶民層向けのアパートメントです。これが、なかなか投資効率が良いように思う。実は、以前に詳細な建築見積をとったことがある。建物自体は、1DKが4部屋。 真ん中に階段があって、1階に2部屋、2階に2部屋。 土地面積は60㎡。 私の性格上、ええ加減な計算は許さないので、セメントからブロック、ジャリ、木材、ワイヤー、釘、その他ドアノブやヒンジにいたるまで、詳細な積み上げ計算をしました。
想定家賃は、1部屋月額5000P。4部屋で20000Pです。 建設用土地も、ある場所を想定して、取れる家賃の相場にしました。
さて見積りですが、
建設資材 23万ペソ
労務費 18万ペソ
手続き費用 4万ペソ
その他予備 2万ペソ 合計 47万ペソ
(端数省略、大雑把)
大雑把な書き方ですが、バックにある計算は委細詳細です。 労務費にはミリエンダまでちゃんと算入してます(笑)。
ちなみに想定した土地の取得費用は、これも概算で26万ペソ。60㎡ですから、1㎡あたり4333ペソです。ここは決して自分では住めない場所です(笑)。すぐに洪水で、膝まで水が来る、ははは。 一応、良心的に床を一段あげるためのセメント見積りになってます。
土地26万p、建設47万p 合計73万p。
月2万pの家賃収入で、約36ヶ月での回収目論見になります。
日本で2000万のマンションを、月10万で貸したら、単純計算で200ヶ月ですよね。36ヶ月は早くないですか?
まあ、素人の単純乱暴計算ですが、大体の様子はつかめます。
当然、建設規模はこの倍でも3倍でも、あるいは半分でも可能です。規模が変わったら、手続き費用だけ据え置きで、その他はほぼ比例で計算したらいいと思います。
人件費がバカ安いフィリピン、庶民向け住宅の建築資材の安さ、これが投資回収が早くなる原因だと思いますね。 庶民の生活が苦しい裏返しが、持てる者の楽チン生活を支える構図です。
当たり前ですが!
絶対に、空室にならない場所の選定が第一です。結果、知らない土地では出来ないと思います。自分の土地勘のある場所でないと。
それと、家賃の滞納リスクがありますので、保証金を取っておくことは絶対必要。フィリピンでは、借り手の権利など全く無いような、貸主側の強権的契約がまかり通りますから、大丈夫だとは思いす。
建屋のメンテナンス費用なども、積み立てておいたほうがいいと思いますので、更に固めの目論見が必要でしょうが、そんなに割りに合わない商売ではないと思いましたが、如何でしょう?
台風でひっくり返ったら????
さあ、どうするかな、はははは。
ひっくり返らないほうにかけても、いいんじゃないですか(笑)。
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