2012年5月11日金曜日

フィリピン タギッグ市の新興開発地域

ある人に案内されて、タギッグ市の振興開発地の土地を見てきた。

私が知らなかっただけだとは思うが、メトロマニラ内にこれほどの広大な空き地が残されているとは。 

大雑把な場所は、タギッグ市のラグナベイ寄りのエリア。SLEXからC5に乗り換えて、スイスイ走ったら、パラニャケの我が家から20分くらいで着いた。 C5沿いの開発ぶりは知っていたが、C5の東側に旧来のダウンタウンを抜けると突然、地平線の見えるような広大な土地が広がる。


C5からの開発地域の入り口は、かの有名なCamellaさんが、いち早く大規模なビレッジとコンドミニアム群を建設中。さらにその東側は、広大な空き地が残されていて、現在徐々に開発が進んでいるのが見える。 ほとんどが草原のような状態なのだが、所々で、区画整理がなされ、道がつくられ、家が建設されている。10年も経ったら結構な街になるんだろうなというのは、感覚でわかる。C5からはひっきりなしに、砂利やセメントのトラックが進入していく。


その広大なエリアの中にある、小集落の一角の土地を、投資のために買わないかというのが、今日案内してくれた人の主旨。草ぼうぼう、数十世帯の集落なのだが、そこは旧来の個人オーナーがまだ持っている土地らしい。 話しによると、この一体は、大手のデベロパーや、大資本が巨大な単位で土地を買占めているらしい。 私が見た現場は、まさに田舎の平原の中の、小集落という感じで、ミクロで見ると何の魅力も無い土地。 だが、マクロで見ると、非常にいいポジションに思えた。10年単位の、先の話しでですよ。C6という幹線道路が、今から出来るのか出来ているのか知らないが、とにかく、開発されて街が出来上がっていくのは確実だと思った。


今日の話しの要旨。1200㎡(端数省略)の土地(現状は草原もしくは粗末な住居)が2ミリオン。1㎡あたり1666ペソですな。 それを買って、50㎡単位に区分けして売り抜けるということ。50㎡は220千ペソ。1㎡あたり4400ペソになります。


笑いながら聞いていたのですが、このあたりはそんなことばっかりやって、儲けている奴が多いだろうなとは実感します。一昔は田んぼだったらしいこのエリア。ラグナベイが近いので、平坦なのだろうと思いますが、地盤の強さや、洪水の問題など、全く未知数。 案内人は、50㎡単位なら、いくらでもバイヤーはいると強弁する。 私が見た、この1200㎡の土地のオーナー宅は、非常に粗末な下層庶民の家。多分、このオーナーも、二束三文だった土地が、開発の波によってミリオン単位で売れるということで、売り抜けを狙っているのでしょう。


嫌ですねこういうのは。もう売り抜けられたジョーカーなのか、今からいくらでも売り抜けられるエースなのか。バブル時代を思い起こさせる話しでした。


でも、開発が凄いのは確かです。


お金持ちの方で、投機的な投資(変な日本語)に興味のある方が、いらっしゃったら、紹介ならびにご案内できますよ。


私?


2百万ペソくらい、どうなってもいいや! と言える位の身分でしたら、買ってみますね。 でも、そんな身分じゃございません(涙)。

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