先月からはじまった円安傾向が加速しています。 昨日、近所のマネーチャンジャーで両替したら、1ペソは0.5175円でした。 この円安がはじまる前は、実に0.57円もあったのに、あっという間に、10%以上下落。すごい急ですね。
1万円両替して、5700ペソ貰えていたのに、今は5175ペソしかもらえないのです。当たり前ですが、海外在住者で、円ベースの収入の人は、為替の影響をモロに受けます。やはり、冷静に考えてみれば、実生活がこんな相場に直接影響されるなんてのは、よく無いですね。フィリピンで、ペソで生活する以上は、ペソの収入が一番良いと、つくづく思いました。
そういや、世界中で働くフィリピンの労働者。為替に一喜一憂するのでしょうね。同じ仕事、同じ労働時間、同じ収入(現地通貨ベース)で、自国の通貨に両替したとたんに、多くなったり少なくなったり、まさにタイミングだけの問題です。考えたらばからしい話しです。
今回の円安は、どこまで行くのでしょうか。
答え: わかりません。誰もわかりません。
先ずは、85円が目処になるでしょうね。2010年9月から2011年7月まで続いたボックス相場の上限ラインです。そこをぬけちゃうと、次は90円というよりも、95円まで行くのではないでしょうか?2010年6月の高値95円を抜けるかです。もし、これを抜いてしまうと、2007年の120円ベースから始まった、長期円高トレンドの終焉が確定するのかもしれません。そうなると、当然、調整局面は含みながらも、数年に渡る、円安トレンドの発生かも知れません。
急激な上昇(下降)には調整がつきもの。相場は波を描きながら、高値安値を切り上げる(下げる)トレンドを描きます。とりあへず、今手持ちの円万札。少し調整局面に入ったら、ペソに替えようと思ってます。多分、85円を前に若干の調整があるはずです。
ただ、円安といっても、まだまだ円高ゾーン。
生活的には、今の1ペソ:0.5175円もあれば結構なのですが、これが0.4円とか、私も経験したことのある0.38円とかになってくると、キツイですね。
ペソ現金商売の、現地モンキービジネス、がんばりましょう(笑)。
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