最近、とんと無かったのだが、一昨日、嫁さんの知人から、借金のお願いがあった。ここフィリピンでは貸した金は、ほぼ100%返ってこないので、基本的には全てシャットアウトしている。以前、5-6の商売を手がけたときに、つくずく懲りましたから。
今回の話しは、嫁さんが子供の頃から世話になっている女性(Sさん)です。いってみれば、嫁さんにとって非常に濃い知人。大切な人間関係です。そんなに非常識な方ではありません。小さな商売をやっているらしく、その運転資金の用立てらしいです。
話しの中身は、Sさんの家・土地を担保に差し出す、欲しい金額は2万ペソ。返却期限は1ヶ月。利息は20%固定でいい。こんな話しでした。200000ペソじゃないですよ、20000ペソです。
私は、Sさんに話しました。 『やめなさい。』 と。
以前の商売時の通常のお客さんなら、喜んで貸し出すところです。担保押収期待です(笑)。しかし、Sさんは大事な知り合い。もしそんなことになったら、永年の人間関係全て破綻。借りた金は返すのが当然としても、色々突発のトラブルも多いここフィリピンのこと、何がおこるかわかりません。たった2万ペソに、大事な家を差し出すなんて、やめたほうがいいと、さとしました。
こうやって、相手のことを思って、話をしても、断りは断り。どこまで意図が通じていることやら。多分、通じてないですね(笑)。
本当に嫌です、借金の申し込みをされること。
断ったら、まるで私が、冷たいケチみたいになるのですから。
金の貸し借り。借りるほうにも、貸すほうにも、全く嫌な話しだと思います。
その手の話しは、聞かないことにする。 これしかありません。
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