2020年5月4日月曜日

フィリピン 給料 無くなった

今日は会社で仕事。

管理部門を統括する立場なので、給料支払、ペイロールの確認承認も定例業務のひとつ。明日5日が給料日なので、人事と経理のオネーチャンが作ったペイロールに承認を与えるのが今日の仕事のメインでした。

予想していたことですが、支払額がマイナスの従業員が続出。基本操業停止中なので、一部の出社者を除いて、給料は無い、というか激減。会社としては決してこの外出禁止環境で、従業員を見殺しにしたわけではなく、追加有給を与えると言う形で支えてきた。従業員も感謝している。だがね、それにも限度があるし。ずっとと言うわけには決していかないし。

あらためてデータを見て痛感したが、連中、ローンが多すぎ。通常に仕事して、ある程度残業しているときには問題にならないが、こういう状況で実入りが減ると、俄然目だってくるのが、各従業員のローンの多さ。収入に比較してですよ。

SSS、Pagiibig 保険、バイク・・・・・・

借金漬けが、平常なのですな。

さて、どうすっかな。このままのデータで承認すると、死者が出そうだし。かといって会社がパタイしたら元も子もないし。

給料天引きローンを踏み倒して、その言い訳ネゴシエーションを代行してやるか。
というか、債権者も分かっているはず。

こう書いてみるとなんか、行き当たりばったりに仕事しているみたいだが、私の頭の中にはこうなることは予測していたのですよ、そしてその対策も。

一応日本人管理者ですから。1000人以上もの会社となると、管理部門を日本人一人で総括するのは結構簡単じゃないです。だから結構面白いんですけどね。フィリピンで日本人が働く。悪くないと思いますよ。

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