2020年5月10日日曜日

フィリピン コロナウイルス ロックダウン その後どうなるのか?

 フィリピンでは5月15日をもってメトロマニラ他の主要地域のいわゆるECQ(強化された地域隔離)が終了する予定。どうやら再々々延長はなさそう。どうなるかは未だ予断を許さないがGCQ(一般的な地域隔離)に移行するというのがもっぱらの予測。5月16日からの会社操業もその前提で計画しようとしている。といっても、このGCQ、全てが元に戻ると思ったら大間違い。各種規制は若干緩和されるも、自由に暮らせる移動できる状況には程遠い。では、この不自由なGCQはいつまで続くのか?多分、数ヶ月いや年単位で続くやもしれぬ。

コロナウイルス。(いやチャイナウイルスと呼ぶべき。トランプ大好き。)

こいつは世界中の人類の生活様式の根本的な変革を迫っている。本当に人類の歴史上でも類を見ない未曾有の災害といっていいのではないか。

フィリピンは元には戻らない。と思う。いや世界は元通りに戻らないのではないか。日本及び日本人はこういった感覚と覚悟があるのだろうか。日々のニュースを見ているとどうもそうは思えない。

通勤ラッシュ、買い物客でごった返すデパート、大観衆のイベント・興行、人が溢れかえるお祭り、人が大密集する年末カウントダウン。。。。。。

こういった日常は戻ってくるのだろうか。

例えばGCQ下では、公共交通機関は半分の乗車キャパシティに規制されるとのこと。ただでさえもキャパが足りなくて押し込み状態なのに、半分だけの乗車だったら何が起こるだろう。通勤なんていう基本的な日常は帰ってこない。人がこれなければ今までのような会社操業のやり方では、元には戻れないということ。東京のラッシュはどうするの?考えてるのかな日本と日本人。

フィリピンでは戻ってこない。

子供が一杯いるフィリピン。生徒で大混雑だけど活気一杯のパブリックスクールは戻ってくるのだろうか。もどって来ないとしたら、子供たちの教育はどうなるのか。ただでさえ、教室のキャパは半分くらい足らないのに、それを更に半分にしたら、どうなるのか。

何も見えないではないか

そして、人類の歴史がここで変わらなければならないのかもしれない。

GDPが半分になる。個人生活も今までのように物質的に溢れかえった消費社会は根底から見直しを迫られる。必要の無いものまで何でも手に入る、そういった人間社会、とくに先進国のライフスタイルは、戻ってこない、いや戻してはいけないのだ。高度に発展した国にすんでる人ほど我慢を強いられる。もしかしたら数十年前に戻らないといけないのかも知れない。

フィリピン国民はそういった変換に対する耐久性が強いように思う。もしかしたら、日本国民は世界一弱いのではないだろうか。

中国の何かの研究所から漏れたかどうかは別にして、このコロナウイルスは一定限度以上に不必要に発展した人類への警鐘に思えてならない。地球の警鐘か、自然の警鐘か、あるいは神の警鐘か。

そして私は、変化に強い人間として、与えられた条件で、家族を守り、会社では責任者として今後の会社の舵取りを提言していくだけである。

そして、あの有名なスピーチを思い出したのでリンクしておきます。

『世界一貧しい大統領のスピーチ』

https://www.youtube.com/watch?v=F7vh7eQUtlw&t=17s

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