2012年6月12日火曜日
日本の大相撲を語ろう
前回の記事でボクシングのこと書いたので、楽しくなってきたから、ついでに大相撲の八百長問題についてぶった切りましょう。
少し前、大相撲に八百長があると、どこかのメディアが書いて、社会問題にまでなってましたね。
私の感想。
『何を今更、、、、八百長があるなんて日本人なら皆わかっていたんじゃないの?』
八百長問題で理事長が交代したり、力士が首になったり・・・アホじゃなかろうか。
大相撲を、柔道や剣道といったその他の格闘技と同列でとらえることが、そもそも間違いである。相撲とは何か? 本質は、人間を造った神様の前で、人間がこれほど強くなったことを、神様にお見せするものなんです。 起源からして、あれはショーなんです。 だって、そうでしょう、化粧廻しなんていう派手な衣装をまとって入場したり、赤青白黒の房、あれは全て神様が宿っているのですよ。形式美は儀式です。とてもじゃないが、スポーツではありません。
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私は、京都場所を京都府立体育館で観戦したことがあります。もちろん本場所じゃないですから、巡業中の花相撲興行です。 ほら、出てきましたね、興行という言葉が。
力士の稽古風景があって、しょっきりという相撲コントで観客を楽しませたり、呼び出しの人が歌を歌って美声を披露したり。 会場の隅では、力士がファンにサインしたり、写真撮影に応じたり。なごやかな雰囲気の中で、興行は進行し、いよいよ取り組み開始。 前座の前頭力士からはじまって、三役登場あたりから盛り上がって、いよいよ結び(メインイベント)、横綱対決! 当時は、北の海vs若乃花(2代目)でした。 観客はすっかり出来上がっていて(よっぱらっていて)、やんやの大歓声! 横綱同士が、ぶつかり会う! よいしょ! こらしょ! 寄って残して、寄って残して、投げて粘って、投げて粘って、最後は若乃花が北の海を転がして、試合終了。 お互い怪我しないように、上手に相撲が終りました。。。。。観客は満足して帰っていきます。
これがスポーツか!?
プロレス興行そのものじゃないですか。会場の雰囲気もプロレスの地方興行そのもの。
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で、八百長だと言って騒ぐんですか、大相撲に。
え? 本場所は別だって?
別なもんですか。
100%筋書きがあるか、少しだけ筋書きがあるかの違いですよ。そりゃ、地方巡業よりは真剣勝負が多いし、、いや真剣勝負が大半でしょう。 でもね、、、、、、
若・貴兄弟の優勝決定戦。 弟・貴乃花の腰砕けを見て、真剣にやってると思った人がいたら、笑ってしまいますよ。 正しい見方は、兄・若乃花に花を持たせたのだが、貴乃花は若すぎて、ちょっと演技が下手だったなぁ、でも微笑ましい結果でオーライ、オーライ。 これが大半の人の感想じゃなかったですかね。
魁皇と千代大海が、永年にわたってお互い助け合いながら、つまり星をもらったり与えたりしながら、大関を維持してきたのは、誰でもわかっていることじゃなかったのかな?
わかった上で、楽しんでたんじゃないの? マジで、わかってない人いるのかな。
相撲をアマチュアスポーツのようにとらえて、八百長なんて一切無いと思ってる、おめでたい人なんていたの?
いいですか、相撲も興行。 相撲はショー。 これが基本。
プロレスのように100%台本があるわけではもちろん無い。しかし、アマチュアスポーツじゃない。しかるべき、演出はあって当然。 だから楽しいんでしょ。
それを何を今更、八百長が問題なんて・・・・・・・・・・
馬鹿馬鹿しくて、笑いがでるぜ。
興行であり、ショーである。
だから、私は大相撲が好きなのです。
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