2011年10月20日木曜日

恐るべし米のとぎ汁

11ヶ月の頃の愛子
  知り合いの夫婦と、来月1歳になる赤ちゃんが遊びに来た。 来月1歳ということは、11ヶ月なのだが、やや、、、かなり、成長が遅いように思う。 

  うちの愛子が11ヶ月のころといえば、写真のように、 ハイハイはおろか、歩きは出来なかったものの。つかまり立ちはするは、怒る、笑う、とてもアクティブでしたよ。

 それに比べて今日来た赤ちゃんは、未だ、ハイハイもままならない。 表情もやや乏しいし、大人しい。 体も小さい。 でも、痩せてはいないし、病気も無い。

ハイハイ(11ヶ月)


  聞くところによると、経済的な問題でミルクを満足に与えられていないとのこと。 じゃあ、どうして赤ちゃんは育っているのかといえば、ミルクの無いときは、 『米のとぎ汁』 を与えているのだそうな。 


つかまり立ち(11ヶ月)

 その話しを、母親にすると、 日本でも戦後の何の無い時代は、赤ん坊は、 『米のとぎ汁』 を与えられることは珍しくなかったとのことです。 もちろん、母乳が出れば問題無いのですが、貧しい境遇にいるひとほど、母親の状態も悪く、母乳が出ないものなのでしょう。

  それにしても、恐るべしは 『米のとぎ汁』。 
我々は、本当に、米を食べるとき、栄養分を全て捨て去って、そのカスだけを食しているのかもしれませんね。



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