2011年9月27日火曜日

昔は日本もこうだった

  
  朝、起きたら停電。 昨日からメトロマニラは台風の中。 今日の昼間には、風雨とも強く、夜になっても、まだ降り続いています。 停電されると、暇になります。 テレビやラジオ、オーディオ、全ての音がなくなりますし、扇風機も動かないので暑い(今日は寒いくらいでしたが)。 こちらに来て、2年近く、停電には慣れました。 雷が鳴ったりすると、すぐに、ロウソクがあるかどうかを調べたり、行動は迅速です(笑)。

  夕食を、ロウソクの火で食べながら、母と話したのですが、今の日本は、台風が来たから停電なんてことは、ほんとに無いに等しいです。 でも、私が子供の時の、かすかな記憶や、母が持っている昭和の中頃の確かな記憶によれば、昔は日本も、しょっちゅう停電があったようです。

  ピカッ! ゴロゴロ!! で、停電。 というやつですね。

  ここフィリピンに住んでいて、70歳を超える両親と話していると、

  『昔の日本も、こんなだったなぁ』

  というパターンの会話によくなります。

 ● 路上で、玩具も無いのに、元気に遊びまわる子供
 ● 小銭もって、駄菓子屋(サリサリ)に買いに行く子供
 ● 洗濯桶、ハエ叩き、、、

 先日、フィリピンのニュース番組で、スーパーロラ(おばあちゃん)という取材特集をやってました。そのお婆ちゃんは、93歳で、子供9人、孫90人。 ねずみ講か!! と言ってはいけませんよ(笑)。 私の母曰く、昔の日本だったら、そんな人もいたかもしれんなぁ。 昔だったら、10人兄弟も、そんなに珍しくなかったのでしょう。 それが2世代続いたら、必然的に、そうなるだけの話しです。 でも、90人の孫に囲まれるお婆ちゃんの、映像は、壮観でした。 介護の問題や、老人の孤独の問題なんて、はなから存在しない、フィリピン社会の真髄でした

  ということは、介護の問題や老人の孤独の問題なんてのは、まさに、現代病。 昔の日本には存在しなかったのでしょう。

  うちの両親(73歳と74歳)は、、、孫1人。 1歳5ヶ月の愛子ちゃんだけです。。。

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