2011年9月13日火曜日
『 金が無い 』 は、最強。
今、小さな女性服屋をやっているのですが、訳あって、同じバザール内の、別の場所に移転しました。 当然、今までの場所は解約したのですが、契約時に預けたデポジットが、返金されない。
先方の理由は、
『 今、金が無い 』。 はっはっはーーー
契約時は、1ヶ月分前払い、1ヶ月分デポジット(保証金)です。 前払い分は、初月に消化されるのでいいが、
『 デポジットというのは、預けてあるだけで、あんたに支払ったわけじゃないのよ! それが、今無いってどういうことよ! それを、使い込みっていうのよ! 』
そんな正論を、いかに言ってみたところで、
馬の耳に念仏、フィリピン人の耳に正論。
『 でも、今、金が無い。 返せない。 』
『 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 。』
貸した金は滅多に返ってこないのは、フィリピンの常識として、注意しておりますが、本当に返ってきませんよ。
『 今、金が無い。 』 の一点張り。
非常に腹が立つのは、支払いが いつも ”ゼロ” だってことです! 無いなら無いなりに、少しでも払うとか、半分払って残りは分割をお願いするとか、そういう誠意は、皆目 ”ゼロ”。
今回の件は、もう1月、無家賃で使わせてもらうことで、決着しましたが、ヒドイものです。
フィリピンに来て、得た知恵の一つに、下手な言い訳するより、『金が無い』の一言。 これほど、最強の、拒否文句は無いということです。
だから、私も、常に、『自分は、金が無い、金が無い』と、吹聴しています。 色々な、借金申し込み、おねだり、たかり、を跳ねつけるには、自分に、その金が無いというのが最強です。
まともな思考回路を養ってほしい嫁さんには、
『 お金は、まだ有るうちから、無いと思って、工夫するのが、お金を残す秘訣なのよ。』
と、教え込んでます。
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