2011年8月23日火曜日

毎日のメニューを考えるの面倒くさい!

  私は、年老いて障害を持つ身の両親と共に、フィリピンで生活しています。日本での、介護生活が限界で、ここフィリピンで、スタッフを雇って、介護生活をしています。 

  日本だったら、生きていくのに精一杯の額しかない年金ですが、ここでは、人が雇えてしまいます。スタッフといっても、介護士でも何でもなく、知り合いのつてで来てもらっている、おばちゃん二人です。介護士のライセンスなんて、全く要りません。 私が指導して、チェックさえしてれば、出来ます。

母、現地の子どもに一緒に
  問題が無いわけじゃないです。定着が悪いこととか、以前には、家のものが無くなったりとか。でも、はっきり言って、半身不随の母親の、起床・洗面・着替え・入浴・就寝・出掛ける時の介添え。何でも、本当によくやってくれます。 母が寝ているときは、洗濯とか掃除とか、家政婦の役もこなしてくれます。 この辺の、話題はまた、あらためて書きたいですね。

  一つだけ、スタッフでは、どうにもならないのが、両親の 『食事の準備』 です。 特に、頭の超固い、オヤジは、フィリピン料理を一切受け付けません。 まるで、受け付けないのが、日本人たる誇りみたいに振舞います。 まあ、我がまま、この上無いのですが、老人のこと、仕方ありません。

  結局、全て、日本風の家庭料理を、準備しなくてはなりません。 100%外食にしたいのですが、体が不自由な母親を、車で連れ出すのは大変。 経済的にも、大変。 安いフィリピンの食材を使って、日本風の食事をつくる、、これが、私の仕事になっているわけです。

  これが、結構大変。 日本だったら、どこででも手に入る食材が、ここでは無いことが多いですから。 限られた日本の老人の口に合う、食材で工夫が要ります。

※ちなみに、ここパラニャケBFでは、日本食材店全滅です。仕方ないので、韓国食材店の片隅の日本コーナーで買ってます。商品数は限られます。

毎日、毎日、何を料理するか考えるのが、面倒くさい面倒くさい。

自分は、フィリピンのトロトロで、がっつがっつ食える人間だから、日本人のわがままに合わせてメニューを考えるのは、本当に 面倒くさい!

 まるで、自分は日本人じゃないみたいに書いてますな、私。
 思考回路以外は、バリバリ フィリピン人化してきています。
 認めます。


 ちなみに、

 (本日のメニュー)

 (朝) パンデサルのトースト バナナ・マンゴ コーヒー
 (昼) イワシのしょうが煮  もやし・キャベツ炒め  白菜みそ汁
 (夜) 寄せ鍋 (マヤマヤ切り身・白菜・カンコン・ねぎ・エノキだけ・豆腐)

 ※ マヤマヤは、フィリピンの鯛科の魚・焼いても煮ても美味
 ※ カンコンは、フィリピンの庶民的野菜 ほうれん草みたいですが、茎が太く味は異なる

 このメニューだと、一般のパレンケ(市場)では、手に入りにくいのは、
 エノキと豆腐でしょうか。

 まあ、大変です。フィリピン人のスタッフに、日本料理を教えたいのですが、クソオヤジが、うるさすぎるので、みんな、やりたがりません。 嫁も、手伝ってくれますが、味に責任は持ちたくないようです(笑)。

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