2011年8月21日日曜日

フィリピン 赤ちゃんの洗礼

  今日は、フィリピン人の友人の、赤ちゃんの洗礼式ということで、招待状をもらっていたので、参加してきました。

  カトリックでいう『洗礼』とは、まあ、日本で言ったら、初宮参り ですな。 宗教が違い、拝む神様が違っても、生まれた赤ちゃんの健やかな成長を祈って、神様に詣でる、その心は全く一緒です。私自身は、日本にいた頃は、毎年元日には、厄払いの祈祷をしてもらってたくらい、割と神様には熱心です。10日のえべっさんには、毎年、商売繁盛願って、笹もって行ってました(笑)。

  例え、拝む対象は違っても、神様に手を合わせる心は、人間皆一緒。ここは、カトリック・モスリムの国。 宗教には、寛容な私です。その『寛容さ』というものは、日本人の美徳の一つだと思ってます。

  洗礼では、教会で、ありがたーい説教を聞いたあと、神父が赤ちゃんの頭に、聖水をかけて、十字を切ったりします。 グランドファザー・グランドマザーという人たちがいて、知り合いの中から。お願いした、そうですね、立会い人みたいなものです(実際には、立会い人などというよりも、重要な意味があるようですが。うまく表現できません。)

  まあ、儀式的なことは、そんなもんで、洗礼の日の本番は、その後の会食にあります! 当然、招待した側が、全部準備してもてなすのですが、ここが金のかかるところ。裕福な家族は、レストランでも借り切ったり、ホテルで催したり。 普通の家庭は、家で、料理して、もてなします。

  今日の友人、巨漢アイバン宅でも、生活苦しいはずなのに、出来るだけ精一杯やってました。家が小さいので、路地まではみ出して、プラスチックのイスとテーブルで、紙のお皿で、、、という感じでしたが。心温まる、ひと時でした。

  でも、参加している人たち、明らかに食いに来ている! 中には、関係の無い近所の人も食っている! それを、どうこう言わないし、むしろ、食え食えとすすめる。 

  粗末は粗末だけど、

  笑顔一杯、仲間一杯、フィリピン流幸せが爆発してました

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