2010年9月24日金曜日

そもそも何故フィリピンにやって来たか(フィリピーナ妻の存在)

  介護の必要な母と、親父とともに、フィリピンで暮らせるのは、そりゃもう、妻カレンのおかげです。 如何なる人が、フィリピンだけでなく外国に移り住もうとするなら、絶対の信頼のおける受け入れ者が必要です。 私もフィリピン渡航歴は、ベテランの部類に入ると思いますが、それは、あくまで旅行者としてで、今回の移住も、私一人では、とても段取りできませんでした。

  フィリピン行きを決めるときに、現地にある様々な施設、と言うか、外国人用の永住ヴィレッジ等も実際見て、検討しました。 で、結論として、自分で生活を立ち上げたほうがいい、そのほうが、好きなように出来るし、資金的にも効率がいいと判断しました。

  とは言っても、フィリピンで住宅を探すことの大変さは、、本当に大変です。 今回は一戸建て賃貸住宅を探したのですが、いわゆる、町の不動産屋さん、というものが無い。 私、大阪市内で、何回かマンションを変えましたが、アパマンショップに行って、条件を言って、ずらっと出てきた資料の中から、2-3件選んで、見に行って、気に入ったものに決める。 そんな感じで、トータル時間は、2-3時間以上かけたことありません。 ここは、色々網羅するデータベースが無く、行き当たりばったり、ウロウロして、『house 4 rent』 なんて書いてある物件を、足と目で見つけるやり方が、一般的です。

  で、日本から条件を言って、妻に探してもらったのですが、あんまり可哀想なので、私が必死でインターネットをあたり、乏しい物件情報の中から、候補を伝え、見て回ってもらいました。 そして、決まったのが、今のバハイです。

  私たちの場合、決定的な条件が、マスターベッドルームが1階にあることです。 車椅子の母は、2階に上がるのは、ほぼ不可能ですから。 この条件が、なかなか、きつかった。 敷地面積の小さい家は、大概ベッドルームは2階です。 条件に合わそうとすると、やたら大きな家になってしまいます。今の家は、バンガロー、平屋です。 決して、豪華な家じゃないけど、オープンば雰囲気が気に入って決めました。

  というのも、フィリピンの家は、セキュリティ優先で、外から見たら、牢屋みたいな家が少なくありません。 田舎のヴィレッジでは、そうでもないのですが、メトロマニラでは、その傾向が強いですね。 決まった場所は、パラニャケ市。 BFホームズの隣のこじんまりした、サブディビジョンです。BFの中の家も、最後まで候補に残ったのですが、残念ながら、台風オンドイの洪水で浸水した後があり、かつ、BFは水道の勢いが、すごく弱かったです。 だから、断念しました。

  住宅探しについては、また別の機会に、詳しくはなします。

  住宅が決まっても、住めるようにするまでの過程は、私では出来なかった、というより、我慢出来なかったでしょう(笑)。

  我が家で働くスタッフも、妻があちこちに声をかけ、探してくれました。 ケアギバー・メイド・ドライバーの3人です。 やっぱり、一番大変だったのは、ケアギバー。 下の世話などもありますし、母との相性もありますし、男の腕力がいるのですが、女性のほうがいいし。。。二転三転、今のケアギバーにたどり着きました。 スタッフの紹介も、また今度、詳しく話します。 ライセンス持ちの、介護士をエージェントから紹介を受けるなんてことは、全く必要ありません。 日本語? 全然、話せない人でも何とかなります! 実際、何とかなってます! このあたりも、いづれ詳しく。

  結論。信頼できる現地受入れが無ければ、絶対に無理です。そういう意味では、嫁さん選びも大切ですね(笑)。 なーんにも知らない、社会経験の無い、ねーちゃんではダメデス(笑)



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